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朝の学び28(創世記講解) 創世記4章
人は、その妻エバを知った。彼女はみごもってカインを産み、『私は、主によってひとりの男子を得た。』 と言った。 創世記 4:1 創世記 4 章の背景 [創世記 3 章]の空間的な背景は、第二の天にあるエデンの園でした。[創世記 4 章]の背景は、第一の天 に属する地球、まさにこの地上です。 [創世記 3:23]に「そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。」とあります。 ここで「自分がそこから取り出された土」には、二つの意味が含まれています。まずは、この地球の土を 意味します。神が地球の土でアダムを創造されたからです。したがって「自分がそこから取り出された土 を耕す」という意味は、これからアダムが地球に降りてきて、この地を耕さなければならないことを表し ます。 神が定められた人間耕作の舞台 次に、霊的な意味で「心の地」を意味します。心の地を耕す本格的な人間耕作が始まったのです。 アダムが初めて定着したこの地域は、今日の「イスラエル」がある地であり、後には「カナンの地」と呼...
朝の学び27(創世記講解)創世記3章
「そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を 耕すようになった。こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、 ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。」 創世記 3:23-24 いのちの木への道を守るために、神様がとられた措置 それまで「いのちの木への道」を守ることは、アダムの責務でした。父なる神は、これからアダムの代わ りに、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれ、その働きをさせました。ケルビムは神に仕える霊的な 存在です。人の姿をした御使いとは違って、おもに動物の姿をしています。 「輪を描いて回る炎の剣」 「炎の剣」は、文字どおり、炎と結びついた剣です。霊の目が開かれてみれば、まるで風車のように見え ます。表は聖霊の炎に包まれていて、その中で剣が早く回っています。聖霊の炎がごうごうと燃え上がる 音と、剣が早く回る音が一緒に合わさって、非常に威厳のある音を出します。悪い霊どもはこの音だけを 聞いても、恐ろしくて震えます。 炎の剣には聖霊の力が入っていて、悪い霊ども
朝の学び26(創世記講解)創世記3章
そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。 創世記 3:23-24 「自分がそこから取り出された土」とは何でしょうか? 肉的には、この地球の土です。父なる神がアダムを創造されたとき、この地球の土を根本材料として使わ れました。アダムは罪を犯した後、地球に降りてきて、土地を耕して、野の草を食として得ました。汗を 流して働いてこそ糧を得ることができたのです。「自分がそこから取り出された土」を耕す人生になりました。 霊的に「自分がそこから取り出された土を耕すこと」とは これとともに、アダムは霊的にも「自分がそこから取り出された土」を耕さなければならなかったのです。これはまさに、自分の「心の地を耕す作業」のことです。農夫が荒れ地を良い地にする時、どんな作業をするでしょうか? まずは雑木と雑草を取り除きます。 次に、大小の石を拾い出します。その後は、地を深くすき返さなければな
朝の学び25(創世記講解)創世記3章
父なる神は、それからもアダムの子孫に、時代ごとに愛のしるしを見せてくださいました。 イスラエルが罪を犯して神を捨てても、神はイスラエルを捨てられませんでした。神はまる で片思いのように、預言者を用いて愛のメッセージを伝え続けられました。 預言者を通して語られた父なる神様の愛 女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女た ちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。 見よ。わたしは手のひらにあなたを刻 んだ。あなたの城壁は、いつもわたしの前にある。 イザヤ書 49:15-16 主は遠くから、私に現われた。『永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆ え、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。』 エレミヤ書 31:3 神はイスラエルの民だけを愛されたのではありません。異邦人も憐れみ、はなはだしきはイ スラエルの敵国であるアッシリヤの民にも神の愛を現されました。 まして、わたしは、この大きな町ニネベ(アッシリヤの首都)を惜しまないでいられようか。 そこには、右も左もわきまえない十二万以上の人間と、数多くの家畜と
朝の学び24(創世記講解)創世記3章
神である主は、アダムとその妻のために、皮の衣を作り、彼らに着せてくださった。 創世記 3:21 皮の衣-十字架の贖いの奥義(神の裁きと憐み) アダムとエバの目が開かれたとき最初に芽生えたのは羞恥心でした。彼らは自分たちの裸 を覆うために「いちじくの葉」をつづり合わせて、自分たちの腰の覆いを作りました。(創 世記 3:7)それは人が自らの罪や罪悪感を覆うためのあらゆる努力を象徴しています。 羞恥心と罪悪感を覆い隠そうとするすべての営み思想、哲学、宗教など、人間が自分たちで 作ったもの、すなわちいちじくの葉のような人間的な努力では、人は神の御前に立つことは できません。それは、一時的には満足し役立つかのように見える「いちじくの葉」のような ものです。 なぜなら、いちじくの葉は夕方には枯れてしまい、役立たなくなってしまうからです。神が 人に与えた皮の衣は、日が昇ると枯れてしまうような一時的な衣ではなかったのです。皮の 衣を作るためには動物を屠って血を流す必要があります。 それで、律法によれば、すべてのものは血によってきよめられる、と言ってよいでしょう。
朝の学び23(創世記講解)創世記3章
さて、人は、その妻の名をエバと呼んだ。それは、彼女がすべて生きているものの母であっ たからである。 創世記 3:20 人間耕作を与えられる父なる神の心 アダムが神から受けた罰をひと言で要約するなら、「あなたの糧はこれから自分で求めなさ い」ということでした。このために、まず土地を耕して、苦しんで農作業をしなければなり ませんでした。これには神の深い愛が込められています。 また、人がみな、食べたり飲んだりし、すべての労苦の中にしあわせを見いだすこともまた 神の賜物であることを。 伝道者の書 3:13 農夫が農作業をする時は苦しいけれど、豊かに刈り取ると、やりがいを感じます。どんな労 苦もしないで、初めから豊かさを味わった人にはとうてい感じられない、そんな幸せを感 じます。神は愛するアダムにこのような幸せを感じさせたかったのです。それで、アダムが つらいと思っても、人間耕作を受けるようにされました。 私たちは、どんな方法で人間耕作を受けていても、人生そのものが神の賜物であり、その中 には、私達に良いものを与えようとされる神のみこころが込められているこ
朝の学び22(創世記講解)創世記3章
『土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければ ならない。あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこか ら取られたのだから。あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない。』 創世記 3:18-19 アダムが受ける苦しみ 「あなたは、野の草を食べなければならない。あなたは、顔に汗を流して糧を得、」とは、 糧として「野の草」だけを食べなければならない、という意味ではありません。ここで「野 の草」とは、人がこの地上で苦しんで得る食を代表しています。 したがって、アダムが糧を得るためには、これからは顔に汗を流すほど苦しまなければな らないことを、もう一度強調したみことばです。 主イエスの祈り 霊的な分野でも、苦しんでこそ実を刈り取ることができます。たとえば、祈りも、イエス様 が模範になってくださったとおりにしなければなりません。 「イエスは苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた。」 ルカの福音書 22 章 44 節には、罪人の代わりに十字架を負って救い主にな
朝の学び21(創世記講解)創世記3章
また、アダムに仰せられた。『あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが 命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、 一生、苦しんで食を得なければならない。土地は、あなたのために、いばらとあざみを生え させ、あなたは、野の草を食べなければならない。 創世記 3:17-18 神は、「食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べた」と言われ、アダムが罪を 犯した事実をはっきりさせました。そして「あなたが、妻の声に聞き従い」と言われ、罪を 犯すようになった経緯を諭してくださいました。私たちの神はこのように、正確なお方で、 すべての人の子らの心と思い、言葉と行ないを明らかに知っておられ、すべてのことを公 義に従って正確にさばかれる方です。イエス様は、このような父なる神の属性をよく知っておられました。 「わたしはあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだなことばに ついて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。あなたが正しいとされるのは、 あなたのことばによるのであり、罪に定め
朝の学び20(創世記講解)創世記3章⑲
女にはこう仰せられた。『わたしは、あなたのみごもりの苦しみを大いに増す。あなたは、 苦しんで子を産まなければならない。しかも、あなたは夫を恋い慕うが、彼は、あなたを支 配することになる』。 創世記 3:16 創世記 3 章 16 節後半にはエバの犯した罪の代価として、アダムとエバの関係が変化するこ とを神様はエバに告げておられます。では、神様が女を創造された時、女を男のあばら骨を 取って造られた摂理を通して神様はどのようにご計画されたのでしょうか? そこで神である主が、深い眠りをその人に下されたので彼は眠った。それで、彼のあばら骨 の一つを取り、そのところの肉をふさがれた。こうして神である主は、人から取ったあばら 骨を、ひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。すると人は言った。 『これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男か ら取られたのだから。』 創世記 2:21-23 神による女の創造 神はアダムを地球の土と水が混ざった泥で形造られ、女はアダムのからだから、あばら骨 一つを取って造られまし
朝の学び19(創世記講解)創世記3章⑱
「女にはこう仰せられた。『わたしは、あなたのみごもりの苦しみを大いに増す。あなたは、 苦しんで子を産まなければならない。しかも、あなたは夫を恋い慕うが、彼は、あなたを支 配することになる』。 創世記 3:16 みごもりの苦しみ エバが罪を犯した代価として、みごもりの苦しみが大いに増しました。アダムとエバが肉の 人になり、彼らが生きるこの地上も呪われ、二人を取り巻く環境は大きく変化しました。今 や彼らは苦しまなければ何も得ることができない状況になりました。特に子を得、育てるた めには、まことに多くの苦しみを体験することになります。 まことの子供を得るための父なる神様の苦しみ 「みごもりの苦しみを大いに増す」と言われた霊的な理由は、まことの子供を得る為の人間 耕作が終わるまで、父なる神様が多くの苦しみをされることを表しています。 父なる神様は人間耕作が始まって以来今まで、肉の親が子を愛する心よりはるかに切なる 愛をもって魂を愛し、まことの子どもを得るために苦しんでおられます。ひとつの魂も滅び ることなくすべての人が救われることを望んでおられるのです。
朝の学び18(創世記講解)創世記3章⑰
「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。 彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」 創世記 3:15 「女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧する。」 ヨハネの黙示録 12:5 [15 節]の「女の子孫」が「蛇の頭」を踏み砕くという御ことばには、重要な霊的な意味が込 められています。それは、神が世界の始まる前から奥義として隠しておかれたイエス・キリ ストによる救いの道です。 イエス・キリストによる救いの預言 「女」とは霊的に「イスラエル」を、「女の子孫」は「イエス・キリスト」を意味します。 [黙示録 12:5 前半節]にある「この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧する」こ の子とは、まさに「イエス・キリスト」のことです。それと同様に「女の子孫」はイエス・ キリストをあらわします。イエス・キリストが蛇の頭を踏み砕くという御ことばは「イエス・ キリストが蛇を操ったサタンの権力を打ち砕かれる」ということであり、「おまえは、彼の かかとにかみつく。」とは、
朝の学び17(創世記講解)創世記3章 ⑯
「神である主は蛇に仰せられた。『おまえが、こんな事をしたので、おまえは、あらゆる家 畜、あらゆる野の獣よりものろわれる。おまえは、一生、腹ばいで歩き、ちりを食べなけれ ばならない。創世記 3:14 こう言った。「この、国々のいっさいの権力と栄光とをあなたに差し上げましょう。それは 私に任されているので、私がこれと思う人に差し上げるのです。 ルカ の福音書 4:6 [ルカ 4:6]で、悪魔がイエス様に言った「それは私に任されている」とは、アダムからサタ ンに世の権力が渡され、この世はサタン、悪魔が支配するようになったということです。そ の結果、罪による呪いが地球全地、すなわち、あらゆる動植物に臨みました。 最も呪われた存在---「狡猾な属性」の故にあらゆる蛇に臨む呪い なめらかできらびやかに光る肌を持つ華麗で美しい姿が、醜く気味悪い姿に変貌しました。 もともとあった脚がなくなり、腹ばいで歩くようになり、動物の中で最も低い存在とされました。 ちりを食べない蛇に「一生、ちりを食べなければならない。」と神が命じられた霊的な意味 「ちり」とは「土地のちりで
朝の学び16(創世記講解) 創世記3章⑮
神である主は蛇に仰せられた。『おまえが、こんな事をしたので、おまえは、あらゆる家畜、 あらゆる野の獣よりものろわれる。おまえは、一生、腹ばいで歩き、ちりを食べなければな らない。』」 創世記 3:1 私たちは、被造物全体が今に至るまで、ともにうめきともに産みの苦しみをしていることを 知っています。 ローマ書 8:22 公義により臨んだ神の裁き 被造物である地球のあらゆる動物、地球の植物に呪いが臨む。その中で蛇が最も呪われる。 エバを惑わした、そのたった一匹だけでなく、エデンの園にいるあらゆる蛇が呪われて地球 に追い出される。 エデンの園にいる人々の中からは、アダムとエバだけが地球に追放されたのは、エデンの 園にいるアダムの子孫には神の命令に逆らおうとする心がなかったからである。 罪による呪いが「土地」に臨んだ結果 「土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。・・・土地は、あなたのために、いばら とあざみを生えさせ、」 創世記 3:17-18 あらゆる被造物は地球の土と水を材料として造られ、被造物の根本材料として使われた土 は、その種類と性質が非常
朝の学び15(創世記講解)創世記3章 ⑭
人は言った。「あなたが私のそばに置かれたこの女が、あの木から取って私にくれたの で、私は食べたのです。」そこで、神である主は女に仰せられた。「あなたは、いった いなんということをしたのか。」女は答えた。「蛇が私を惑わしたのです。それで私は 食べたのです」 創世記 3:12-14 父なる神様はまず第一の天とエデンの園のすべての被造物を支配する最高のかしらで あるアダムに、そして次にエバに尋ねられました。 悪がなく霊だけであった二人の心でしたが、罪を犯したので恐ろしくなって、肉の 思いを働かして答えます。 罪の転嫁 アダムは罪を認めましたが、同時に自分の妻のせいにしました。又、妻を自分に与え た神様にまで責任を転嫁しています。このように不従順の罪を犯して後、肉の思いが 活発に働き、急速にアダムの心が変化したことがわかります。 エバは自分の過ちを認めようとはせず蛇にその責任をなすりつけようとしましたが、 自分が蛇に惑わされて、その木から取って食べたことを自ら認めることになりまし た。 父の心 アダムとエバに見られるように、責任を回避しようとし、本来の過
朝の学び14(創世記講解)創世記3章 ⑬
神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」彼は答えた。「私 は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」すると、仰せに なった。「あなたが裸であるのを、だれがあなたに教えたのか。あなたは、食べてはならない、と 命じておいた木から食べたのか。」 創世記 3:9-11 愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。なぜなら恐れには刑罰が伴っているか らです。恐れる者の愛は、全きものとなっていないのです。 第一ヨハネ 4:18 アダムの場合 アダムは自分が罪を犯したことを認識すると、「神様は恐ろしい」という感じがしました。それで、 神が捜されたとき、「隠れなければならない。」と思って、エバと一緒に身を隠しました。もし、こ の時アダムが「神様は恐ろしい」という感じを振り捨てたなら、自分を捜しておられる神の声を聞 いて「愛のお父様だ」と感じたなら、怖くて隠れるのではなく、心苦しくて申し訳なくても、父の 御前に出て行くことができたでしょう。しかし、相対性を経験したことのないアダムは、父の愛を
朝の学び13(創世記講解)創世記3章 ⑫
神である主は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」彼は答えた。「私 は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」すると、仰せに なった。「あなたが裸であるのを、だれがあなたに教えたのか。あなたは、食べてはならない、と 命じておいた木から食べたのか。」 創世記 3:9-11 肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。 ローマ人への手紙 8:6 アダムに悔い改める機会を与えられる神様 創造主である神様は、被造物であるアダムを先に捜されました。神は、アダムとエバが善悪の知 識の木の実を取って食べそれで身を隠したことも、すべてのことを知っておられましたが、アダ ムに直接確認しアダムが自ら告白することを願われました。神はアダムに悔い改め、立ち返る機 会を与えようとされたのです。 罪を犯したアダムの心 アダムが木の実を食べるまえは、神が自分を呼ばれるなら「愛なる父、すばらしい方」という感 じとともに御霊による思いだけが浮かびました。しかし、今慈しみ深い父として、憐みをもって...
朝の学び12(創世記講解)創世記3章 ⑪
そよ風の吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である主の声を聞いた。それで人とその妻は、神 である主の御顔を避けて園の木の間に身を隠した。 創世記 3:8 神の言葉に不従順したことによる変化が、アダムとエバに現れました。 「そよ風のふくころ」 夜がないエデンの園では、周期的に変わる気温によって時間を知ることができます。そよ風が吹く ころとはもう休む時間、地上でいえば「夕方」です。 「園を歩き回られる神である主」 父なる神様が闇の領域が存在する第 2 の天にあるエデンの園に直接降りて来られ、そこを歩き回ら れたという意味ではなく、アダムとエバは、父なる神様から分かれた霊として、エデンの園に来ら れた神の声を聞くことができました。 「御顔を避けて」 神の命令を破って、不従順の罪を犯したことを自覚した彼らの心に霊的な闇が入り、心配と恐れが やってきました。それで、神である主の声が聞こえてくると、御顔を避けて身を隠しました。 神を信じる人は、み言葉に従わず、敵である悪魔・サタンに操られて従い行っていく程、霊的な闇 が心に宿り、光である神の御前を避けるしかあり
朝の学び11(創世記講解)創世記3章 ⑩
このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこ で、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。」創世記 3:7 アダムとエバの霊的死とたましいの働きのはじまり アダムとエバには、すでに心にからだと結びついた罪の性質が「肉」としてあって、神の命令に逆 らって善悪の知識の木の実を食べる「肉の行ない」を犯しました。彼らが不従順の罪を犯した瞬間、 神との関係が断たれ霊の気運が供給されなくなり霊的な死が訪れました。そして、しだいに肉の気 運に満たされ始めたふたりを霊に代わってたましいが支配するようになります。 「ふたりの目は開かれ」とは「たましいの働きが始まった」という意味です。ふたりにたましい の働きが始まると、自分たちが裸であることを知って、いちじくの葉をつづり合わせて、自分た ちの腰のおおいを作りました。 肉に属するたましいの働き アダムとエバが善悪の知識の木の実を食べた後善と悪を知るようになったことが問題ではなく、 彼らの心にすでにあった肉のゆえに、肉に属するたましいの働きが始まり、肉
朝の学び10(創世記講解)創世記3章 ⑨
そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木は いかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も 食べた。 創世記 3:6 「すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出た ものではなく、この世から出たものだからです。」とあります。 ヨハネの手紙第一 2:16 今日は、エバがどのように「罪の実」を結んだのかを学びます。 エバがサタンが投げかけた「神のようになる」という言葉を受け入れた瞬間、「欲」という罪の性 質が心に入り、それがからだと結びついて「肉」となりました。エバの心に「肉」の働きが始ま り、エバの善悪の知識の木の実を見る目が変わると、「まことに食べるのに良く」という肉の 欲、「目に慕わしく」という目の欲、「いかにも好ましかった」という「暮らし向きの自慢」があ らわれました。このように、はらんだ「欲」は、み言葉に聞き従えない罪の実を結び、罪が熟す ると死に至る次元になりました。 アダムとエバに現れた三つの欲求 「肉の欲」.
朝の学び 9(創世記講解)創世記3章 ⑧
そこで、蛇は女にいった。「あなたがたは、決して死にません。 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、 善悪を知るようになることを神は知っているのです。」 創世記 3:4-5 人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。 欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死をうみます。 ヤコブ 1:14-15 アダムとエバにどのようにして、肉の属性が入ってきたのでしょう? エバはサタンが投げかけた「神のようになる」という言葉を退けないで、受け入れました。 するとその瞬間、「欲」という罪の性質が心に入り、からだと結びついて「肉」が生まれま した。「欲」という罪の性質は、神のことばに聞き従わない「罪の実」を結ぶようになりま した。真理に満たされた存在であっても、自由意志によって、エバは自らサタンに惑わさ れて肉の属性を受入れました。そして、アダムは自らエバの言葉を受け入れたのです。 アダムとエバの背景 アダムは、神様から命の息を吹き込まれた霊的な存在でした。しかし、根本の成分は地球 の土で造られたので、他
朝の学び 8(創世記講解)創世記3章 ⑦
そこで、蛇は女にいった。「あなたがたは、決して死にません。 あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のよ うになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」 創世記 3:4-5 エバが神のことばを変えて答えると、蛇は更に深い策略をかけてきます。 「あなたがたは、決して死にません。」 蛇は、必ず死ぬといった神のことばを真正面から否定しました。 蛇にははっきりとした真理に逆らう姿があります。 霊的に少しでも目をさましている人であれば、サタンの策略を見抜くことがで きます。その時は果敢に断固として退けなければなりません。 サタンのおとり 更にサタンの神に対する敵対心が表れ、エバに「神のようになる。」というおと りを投げかけます。エバはサタンが投げかけたこの言葉を退けないで、受け入れ てしまいました。するとその瞬間、「欲」という罪の性質が心に入ってきて、か らだと結びついて「肉」が生まれました。 エバがサタンの惑わしを受入れた背景にはアダムとエバは長い間、地球とエデ ンの園で最高の権勢を持って生きていましたが、変化が
朝の学び 7(創世記講解)創世記3章 ⑥
そして、四十日四十夜断食したあとで、空腹を覚えられた。 すると、試みる者が近づいて来て言った。『あなたが神の子なら、この石がパン になるように、命じなさい。』 イエスは答えて言われた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る 一つ一つのことばによる。』と書いてある。」 (マタイ 4:2-4) エバは蛇を操るサタンの策略が何か見抜いて、神のことばできっぱりと退ける べきでした。しかし、エバは正確に神のことばを心に刻んでいなかった為に、神 のことばを勝手に変えて答えてしまいました。 それでは、イエス様の場合はどうだったでしょうか? イエス様が公生涯の働きを始められる前、悪魔に三度試みられました。 悪魔は石をパンに変えて神の御子であることを証明するよう挑発しましたが、 ご自分を思い通りに操り悪魔の奴隷にしようとする策略に対して、イエス様は みことばできっぱりとその試みを退けました。イエス様はご自身の力を誇ろう とする心が全くなかったので、神のことばで悪魔の試みに勝利されました。 神様は何故サタンの存在を許されるのでしょうか?...
朝の学び 6(創世記講解)創世記3章 ⑤
女は蛇に言った。『私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。しかし、園 の中央にある木の実について、神は、「あなたがたは、それを食べてはならない。 それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ。」と仰せになりました。』 創世記 3:2-3 今日は、エバの答えを調べてみましょう。 エバは親しくしていた蛇の巧みな問いかけに、まるで自分が直接神から命令を いただいたように秩序に反して答えました。心に悪はなかったけれど、自由意志 があったので、私もこれくらいは認められている存在ですという誇る気持ちが あったのです。そして、善悪の知識の木に対する警戒心がゆるくなり、善悪の知 識の木だけは例外という事実がエバの心から曖昧になりました。 「しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べる その時、あなたは必ず死ぬ。」 [創世記 2:17] エバはこの神のことばに「それに触れてもいけない。」という言葉をつけ加えま した。また、「必ず死ぬ。」と言われたことばを「死ぬといけないからだ。」に変 えました。「死ぬといけないからだ。」と
朝の学び 5(創世記講解)創世記3章 ④
さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番 狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べては ならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」(創世記 3:1) 今日は、創世記 3 章 1 節のみ言葉から、蛇がどのようにしてエバを惑わしたか を学んでいきます。 サタンの策略 サタンの目標は万物を支配する権威を持ったアダムでした。直接的にアダムに 近づくことができなかったサタンは、蛇を利用してまずエバを惑わし、エバを通 してアダムが罪を犯すようにさせました。 創世記 3 章 1 節で蛇は、「どんな」、「ほんとうに」という言葉を使って、神が「食 べてはならない」と言われた事実をエバが疑い、エバの心に混乱が生じ、確信が ゆらぐようにしました。 神が「食べてはならない」と言われた言葉を直接言われたのは、アダムに対して でした。本文の「言われたのですか。」とは、神がエバに直接言われたように思 わせる質問です。蛇はエバにまるで「神があなたにこう言われたのですか」とい うふうに問いかけ、エバがアダムの権勢の下にあることを
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