top of page

朝の学び41 創世記4章
セツにもまた男の子が生まれた。彼は、その子をエノシュと名づけた。そのとき、人々は主の御名 によって祈ることを始めた。 創世記 4:26 「主の御名によって祈ること」 本文[26 節]には「セツにもまた男の子が生まれた。彼は、その子をエノシュと名づけた。そのとき、 人々は主の御名によって祈ることを始めた。」とあります。ここで「そのとき、人々は主の御名によ って祈ることを始めた。」とは、どういう意味でしょうか?これを逆に考えてみれば、それまでは 人々が主の御名によって祈らなかったということです。 それでは「主の御名によって祈る」とは、具体的にどういう意味でしょうか?神である主の存在と その方の力を信じて、礼拝して祈ることです。 たとえば[創世記 26 章]で、イサクが主の御名によって祈る場面があります。[24-25 節]に「主 はその夜、彼に現われて仰せられた。『わたしはあなたの父アブラハムの神である。恐れてはなら ない。わたしがあなたとともにいる。わたしはあなたを祝福し、あなたの子孫を増し加えよう。わた しのしもべアブラハムのゆえに。』イサクはそこ
朝の学び40 創世記4章
「『カインに七倍の復讐があれば、レメクには七十七倍。』アダムは、さらに、その妻を知っ た。彼女は男の子を産み、その子をセツと名づけて言った。『カインがアベルを殺したので、 彼の代わりに、神は私にもうひとりの子を授けられたから。』 [創世記 4:24-25] 時代背景 アダムがこの地上に定着して約六百年が過ぎた時です。人口が増えて、当時の人々は部族別 に集団を形成して、村以上の大きい単位で居住していました。ところが、集団の規模がだん だん大きくなるにつれて、部族の間に摩擦が起こりました。互いに自分の部族の領域を確保 しようとして、権利と利益を主張すると、紛争が起こったのです。 その時に、レメクが属する部族と他の部族との争いが起きて、レメクがひとりの若者から傷 を受けました。するとレメクはその若者を殺してしまったのです。この事件をちょっと見れ ば、レメクが正当防衛したようですが、実は過剰反応でした。これはレメクがそれだけ悪い 人だったことを見せてくれます。 ところが、レメクは若者を殺しても、自分を正当化するために言い訳をしました。本文[24...
朝の学び39 創世記4章
さて、レメクはその妻たちに言った。『アダとツィラよ。私の声を聞け。レメクの妻たちよ。 私の言うことに耳を傾けよ。私の受けた傷のためには、ひとりの人を、私の受けた打ち傷の ためには、ひとりの若者を殺した。』 創世記 4:23 人間耕作の環境を整えられる神様 [創世記 5 章]にあるアダムの子孫の正統系図の 6 代目であるエノクが生まれた年は、アダ ムがこの地上に定着してから 687 年目の年です。カインはアダムの代を継いだ息子のセツ よりはるかに早く生まれたので、カインの 5 代目が生きていた時期は約 600 年頃と推定 できます。したがって、石器時代は約 600 年にすぎなくて、今から約 5400 年前に青銅 および鉄器時代が到来したことがわかります。 また、石器時代と言っても、人類の先祖は未開人のように生きていたのではありません。最 初の人アダムが優れた知識と知恵を持って、この地上に定着したからです。このように、聖書を調べてみれば、初期人類の歴史とその発展過程の輪郭がわかります。 レメクの代に至ると、カインの子孫も非常に増えて、村や町、それ以上
朝の学び38 創世記4章
「さて、カインは、その妻を知った。彼女はみごもり、エノクを産んだ。カインは町を建て ていたので、自分の子の名にちなんで、その町にエノクという名をつけた。エノクにはイラ デが生まれた。イラデにはメフヤエルが生まれ、メフヤエルにはメトシャエルが生まれ、メ トシャエルにはレメクが生まれた。レメクはふたりの妻をめとった。ひとりの名はアダ、他 のひとりの名はツィラであった。アダはヤバルを産んだ。ヤバルは天幕に住む者、家畜を飼 う者の先祖となった。その弟の名はユバルであった。彼は立琴と笛を巧みに奏するすべての 者の先祖となった。ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅と鉄のあらゆる用具 の鍛冶屋であった。トバル・カインの妹は、ナアマであった。 創世記 4:17-23 カインは弟を殺したことで、「地上をさまよい歩くさすらい人」となる懲らしめを受けまし た。これまで親と一緒に暮らしていた所を離れて、慣れない荒れた地に行かなければならな くなったのです。 カインの新しい定着地であるノデの地は、アダムとエバがいる所からそんなに遠くないと ころでした。そこは不毛
朝の学び37 創世記4章
「主は彼に仰せられた。『それだから、だれでもカインを殺す者は、七倍の復讐を受ける。』 そこで主は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことのないように、カインに一つのしるしを 下さった。それで、カインは、主の前から去って、エデンの東、ノデの地に住みついた。」 創世記 4:15-16 カインは弟を殺して「地上をさまよい歩くさすらい人」となる懲らしめを受けました。神は このようなカインを誰も害することができないように「しるし」を下さいました。そのしる しは、カインを守ると同時に、カインが罪人であることを明らかに表してくれました。 神がカインをこのように守ってくださったことには、重要な教訓が込められています。 第一、神はすべての人を限りなく赦して愛される 神は、このことをカインの当時と後代のすべての人がいつも覚えておくことを望まれまし た。神は神性と人性が正確にバランスがとれている方であり、どちらか一方に偏ることがありません。 ところで、神の最も基本的なご性質はまさに「愛」です。「公義」は愛を完全にするために 必要な要素です。したがって、神がさばきを行われる
朝の学び36(創世記講解) 創世記4章
「『ああ、あなたはきょう私をこの土地から追い出されたので、私はあなたの御顔から隠れ、 地上をさまよい歩くさすらい人とならなければなりません。それで、私に出会う者はだれで も、私を殺すでしょう。』主は彼に仰せられた。『それだから、だれでもカインを殺す者は、 七倍の復讐を受ける。』そこで主は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことのないように、 カインに一つのしるしを下さった。」 創世記 4:14-15 カインの悔い改め カインは弟のアベルをねたみ、悪意をいだいて長い間、緻密な計画を立て、結局弟を殺しま した。神はこれをみな知っておられましたが、カインに罪を告白する機会を与えられました。 しかし、カインは告白しなかったのです。それで、神はカインの悪行を知っておられること を明らかにされました。そして二つの呪いを下しました。すると恐れを感じたカインは、そ の時やっと悔い改める姿勢を見せたのです。 これはまことの悔い改めではありません。まことの悔い改めは、自ら過ちを悟って真実に罪 を告白することです。二度と同じ罪を犯すまいという覚悟がなければならないのです。
朝の学び35(創世記講解) 創世記4章
「『それで、あなたがその土地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じな い。あなたは地上をさまよい歩くさすらい人となるのだ。』 カインは主に申し上げた。『私 の咎は、大きすぎて、にないきれません。』」 創世記 4:12-13「『それで、あなたがその土地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じな い。あなたは地上をさまよい歩くさすらい人となるのだ。』 カインは主に申し上げた。『私 の咎は、大きすぎて、にないきれません。』」 創世記 4:12-13 いくら大きい罪を犯したとしても、それによって心がへりくだって、その償いをするなら、 私たちの神はその人を退けることも、忌みきらうこともなさいません。また、絶ち滅ぼさな いと言われています。神はカインにも救いの恵みを施してくださいました。私たちの父なる 神は愛であられます。ひとりでも滅びることを願わず、すべての人が救われることを望んで おられます。このような愛でカインにも悔い改める機会を与え続けられました。 カインの悔い改め カインは、神が自分の悪行を現して、それによって臨む刑罰につ
朝の学び34(創世記講解) 創世記4章
「『それで、あなたがその土地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じな い。あなたは地上をさまよい歩くさすらい人となるのだ。』 カインは主に申し上げた。『私の咎は、大きすぎて、にないきれません。』」 創世記 4:12-13 神は殺人をしたカインに何回も悔い改める機会を与えられました。しかし、カインは最後ま でその機会を払いのけました。結局、カインは公義に従って二つの呪いを受けました。 カインに臨んだ第一の呪い その第一は「あなたがその土地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じな い」ということでした。これは「神の恵みが生活の場から離れるので、豊かな生活ができな くなる」という意味でした。 神がいくら愛と力が多くても、罪を犯して闇に属する人には、恵みと祝福を与えることがお できになりません。しかし、誰でも神のことばどおり従って、光の中にとどまるなら、神に 導かれて守られることができます。生活の場で実を豊かに刈り取ることができます。 イサクに臨んだ祝福 [創世記 26 章]を見ると、イサクが飢饉を避けて、居住地を移す場面があ
朝の学び33(創世記講解) 創世記4章
主はカインに、『あなたの弟アベルは、どこにいるのか。』と問われた。カインは答えた。『知 りません。私は、自分の弟の番人なのでしょうか。』」 「そこで、仰せられた。『あなたは、いったいなんということをしたのか。聞け。あなたの 弟の血が、その土地からわたしに叫んでいる。今や、あなたはその土地にのろわれている。 その土地は口を開いてあなたの手から、あなたの弟の血を受けた。それで、あなたがその土 地を耕しても、土地はもはや、あなたのためにその力を生じない。あなたは地上をさまよい 歩くさすらい人となるのだ。』」 創世記 4:9-12 父なる神はカインに悔い改める機会をあたえられた 父なる神は弟を殺したカインに悔い改める機会を与えようとされました。カインが自ら過 ちを認めて、神に罪を告白することを願われたのです。それで、カインに「あなたの弟アベ ルは、どこにいるのか。」と問われました。これにカインは「知りません。私は、自分の弟 の番人なのでしょうか。」と答えました。自分の悪行を隠すのに汲々として、嘘をつくのを はばからなかったし、神に傲慢な態度で答えたのです
朝の学び32(創世記講解) 創世記4章
しかし、カインは弟アベルに話しかけた。『野に行こうではないか。』そして、ふたりが野に いたとき、カインは弟アベルに襲いかかり、彼を殺した。 創世記 4:8 アベルに話しかけるカインの心 本文[8 節の前半]に「しかし、カインは弟アベルに話しかけた。『野に行こうではないか。』」 とあります。 これは、カインが自分の心にあるわだかまりをアベルにぶつけようとしたと いうことです。 自分がアベルにどんな感情を持っているのか、また、なぜそうなったのか を口に出したという意味です。 それによって弟のアベルをとてもつらくさせたのです。 言いかえれば、「お前が気にくわない。 お前のせいで腹が立って、神様に諭された。」 こ う言って、心の苦しみをいだかせたということです。 神がカインに怒りを鎮めて、これ 以上罪を犯さないようにと言われましたが、カインは悪を治めたのではなく、かえってもっ と大きくしていきました。 はなはだしくは、神のお勧めのことばも聞かなかったのです。 時間が過ぎるにつれて悪い感情はつのりました。 罪の属性 カインも父のアダムから真理を学んで、自分
朝の学び31(創世記講解)創世記4章
そこで、主は、カインに仰せられた。『なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せている のか。あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる。ただし、あなたが正しく行なって いないのなら、罪は戸口で待ち伏せして、あなたを恋い慕っている。だが、あなたは、それを治めるべきである。』 創世記 4 章 6-7 問題の根本原因 カインは、弟のささげ物にだけ主が目を留められると、そねみ、ねたみ、怒りが起こりました。 さらにその心の悪が表に現れ、顔を伏せました。神はカインの心からこのように悪が動き出し、 表に現れ始める姿を全部見ておられました。それで諭されました。「なぜ、あなたは憤っている のか。なぜ、顔を伏せているのか。」 当時、カインは神に恨めしい心をいだいていました。心は悪い感情で煮えくり返り、顔を伏せた のです。それに神がお勧めのことばを言われるから、さらに顔が上げられなかったのです。それ で、神は「あなたが正しく行なったのであれば、受け入れられる。」と言われました。 ここで「あなたが正しく行なったのであれば、」とは「あなたがみことばに従って、神が願
朝の学び30(創世記講解)創世記4章
ある時期になって、カインは、地の作物から主へのささげ物を持って来た。また、アベルは彼の羊の初子の中 から、それも最良のものを、それも自分自身で、持って来た。主は、アベルとそのささげ物とに目を留められ た。だが、カインとそのささげ物には目を留められなかった。それで、カインはひどく怒り、顔を伏せた。 創世記 4:3-5 贖いの原則 アダムとエバはこの地上に定着した後、数多くの子どもを生みました。まず何人かの娘を生んで、やがて初め ての息子カインを生み、それからアベルを生みました。アダムとエバは子どもたちの中でカインとアベルを最 も愛して頼り、家業を受け継ぐようしました。カインには土を耕すことを、アベルには羊を飼うことを譲ったのです。 当時は肉食をしなかったけれど、羊を飼った重要な理由は、羊が神にいけにえをささげる時に必要だったから です。神は罪人としてこの地上に降りてきたアダムとエバに「罪が赦されて神と交わる方法」を教えてくださ いました。それは、羊を贖いの代価として血を注ぎ出すようにし、火で焼いていけにえとしてささげることでした。...
朝の学び29(創世記講解) 創世記4章
彼女は、それからまた、弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。 創世記 4:2 アダムの息子たち アダムとエバは長男のカインに続き、もうひとりの息子アベルを生みました。 [創世記 5:3-4]に「アダムは、百三十年生きて、彼に似た、彼のかたちどおりの子を生んだ。彼はその子 をセツと名づけた。アダムはセツを生んで後、八百年生き、息子、娘たちを生んだ。」とあります。 アダムは百三十歳でセツという息子を生んで、それから八百年を過ごして、子どもをもっと生みました。 ここでアダムの歳は、彼がこの地上に定着した年を基点として数えた年数です。アダムはこの地上に定 着した後、何人かの娘を生んで、初めての息子カインを生みました。次に息子のアベルを生みました。百 三十歳では、またほかの息子「セツ」を生みました。 聖書には、アダムとエバがこの地上で生んだ子どものうち、カインとアベル、そしてセツ、この三人の名 前だけが出てきます。ところが、聖書に名前が記されていない子どもたちがもっと多くいました。 アベルとセツの間にも何人かを生んで、セツ
朝の学び28(創世記講解) 創世記4章
人は、その妻エバを知った。彼女はみごもってカインを産み、『私は、主によってひとりの男子を得た。』 と言った。 創世記 4:1 創世記 4 章の背景 [創世記 3 章]の空間的な背景は、第二の天にあるエデンの園でした。[創世記 4 章]の背景は、第一の天 に属する地球、まさにこの地上です。 [創世記 3:23]に「そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。」とあります。 ここで「自分がそこから取り出された土」には、二つの意味が含まれています。まずは、この地球の土を 意味します。神が地球の土でアダムを創造されたからです。したがって「自分がそこから取り出された土 を耕す」という意味は、これからアダムが地球に降りてきて、この地を耕さなければならないことを表し ます。 神が定められた人間耕作の舞台 次に、霊的な意味で「心の地」を意味します。心の地を耕す本格的な人間耕作が始まったのです。 アダムが初めて定着したこの地域は、今日の「イスラエル」がある地であり、後には「カナンの地」と呼...
朝の学び27(創世記講解)創世記3章
「そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を 耕すようになった。こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、 ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。」 創世記 3:23-24 いのちの木への道を守るために、神様がとられた措置 それまで「いのちの木への道」を守ることは、アダムの責務でした。父なる神は、これからアダムの代わ りに、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれ、その働きをさせました。ケルビムは神に仕える霊的な 存在です。人の姿をした御使いとは違って、おもに動物の姿をしています。 「輪を描いて回る炎の剣」 「炎の剣」は、文字どおり、炎と結びついた剣です。霊の目が開かれてみれば、まるで風車のように見え ます。表は聖霊の炎に包まれていて、その中で剣が早く回っています。聖霊の炎がごうごうと燃え上がる 音と、剣が早く回る音が一緒に合わさって、非常に威厳のある音を出します。悪い霊どもはこの音だけを 聞いても、恐ろしくて震えます。 炎の剣には聖霊の力が入っていて、悪い霊ども
朝の学び26(創世記講解)創世記3章
そこで神である主は、人をエデンの園から追い出されたので、人は自分がそこから取り出された土を耕すようになった。こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。 創世記 3:23-24 「自分がそこから取り出された土」とは何でしょうか? 肉的には、この地球の土です。父なる神がアダムを創造されたとき、この地球の土を根本材料として使わ れました。アダムは罪を犯した後、地球に降りてきて、土地を耕して、野の草を食として得ました。汗を 流して働いてこそ糧を得ることができたのです。「自分がそこから取り出された土」を耕す人生になりました。 霊的に「自分がそこから取り出された土を耕すこと」とは これとともに、アダムは霊的にも「自分がそこから取り出された土」を耕さなければならなかったのです。これはまさに、自分の「心の地を耕す作業」のことです。農夫が荒れ地を良い地にする時、どんな作業をするでしょうか? まずは雑木と雑草を取り除きます。 次に、大小の石を拾い出します。その後は、地を深くすき返さなければな
朝の学び25(創世記講解)創世記3章
父なる神は、それからもアダムの子孫に、時代ごとに愛のしるしを見せてくださいました。 イスラエルが罪を犯して神を捨てても、神はイスラエルを捨てられませんでした。神はまる で片思いのように、預言者を用いて愛のメッセージを伝え続けられました。 預言者を通して語られた父なる神様の愛 女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女た ちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。 見よ。わたしは手のひらにあなたを刻 んだ。あなたの城壁は、いつもわたしの前にある。 イザヤ書 49:15-16 主は遠くから、私に現われた。『永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆ え、わたしはあなたに、誠実を尽くし続けた。』 エレミヤ書 31:3 神はイスラエルの民だけを愛されたのではありません。異邦人も憐れみ、はなはだしきはイ スラエルの敵国であるアッシリヤの民にも神の愛を現されました。 まして、わたしは、この大きな町ニネベ(アッシリヤの首都)を惜しまないでいられようか。 そこには、右も左もわきまえない十二万以上の人間と、数多くの家畜と
朝の学び24(創世記講解)創世記3章
神である主は、アダムとその妻のために、皮の衣を作り、彼らに着せてくださった。 創世記 3:21 皮の衣-十字架の贖いの奥義(神の裁きと憐み) アダムとエバの目が開かれたとき最初に芽生えたのは羞恥心でした。彼らは自分たちの裸 を覆うために「いちじくの葉」をつづり合わせて、自分たちの腰の覆いを作りました。(創 世記 3:7)それは人が自らの罪や罪悪感を覆うためのあらゆる努力を象徴しています。 羞恥心と罪悪感を覆い隠そうとするすべての営み思想、哲学、宗教など、人間が自分たちで 作ったもの、すなわちいちじくの葉のような人間的な努力では、人は神の御前に立つことは できません。それは、一時的には満足し役立つかのように見える「いちじくの葉」のような ものです。 なぜなら、いちじくの葉は夕方には枯れてしまい、役立たなくなってしまうからです。神が 人に与えた皮の衣は、日が昇ると枯れてしまうような一時的な衣ではなかったのです。皮の 衣を作るためには動物を屠って血を流す必要があります。 それで、律法によれば、すべてのものは血によってきよめられる、と言ってよいでしょう。
朝の学び23(創世記講解)創世記3章
さて、人は、その妻の名をエバと呼んだ。それは、彼女がすべて生きているものの母であっ たからである。 創世記 3:20 人間耕作を与えられる父なる神の心 アダムが神から受けた罰をひと言で要約するなら、「あなたの糧はこれから自分で求めなさ い」ということでした。このために、まず土地を耕して、苦しんで農作業をしなければなり ませんでした。これには神の深い愛が込められています。 また、人がみな、食べたり飲んだりし、すべての労苦の中にしあわせを見いだすこともまた 神の賜物であることを。 伝道者の書 3:13 農夫が農作業をする時は苦しいけれど、豊かに刈り取ると、やりがいを感じます。どんな労 苦もしないで、初めから豊かさを味わった人にはとうてい感じられない、そんな幸せを感 じます。神は愛するアダムにこのような幸せを感じさせたかったのです。それで、アダムが つらいと思っても、人間耕作を受けるようにされました。 私たちは、どんな方法で人間耕作を受けていても、人生そのものが神の賜物であり、その中 には、私達に良いものを与えようとされる神のみこころが込められているこ
朝の学び22(創世記講解)創世記3章
『土地は、あなたのために、いばらとあざみを生えさせ、あなたは、野の草を食べなければ ならない。あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついに、あなたは土に帰る。あなたはそこか ら取られたのだから。あなたはちりだから、ちりに帰らなければならない。』 創世記 3:18-19 アダムが受ける苦しみ 「あなたは、野の草を食べなければならない。あなたは、顔に汗を流して糧を得、」とは、 糧として「野の草」だけを食べなければならない、という意味ではありません。ここで「野 の草」とは、人がこの地上で苦しんで得る食を代表しています。 したがって、アダムが糧を得るためには、これからは顔に汗を流すほど苦しまなければな らないことを、もう一度強調したみことばです。 主イエスの祈り 霊的な分野でも、苦しんでこそ実を刈り取ることができます。たとえば、祈りも、イエス様 が模範になってくださったとおりにしなければなりません。 「イエスは苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた。」 ルカの福音書 22 章 44 節には、罪人の代わりに十字架を負って救い主にな
朝の学び21(創世記講解)創世記3章
また、アダムに仰せられた。『あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが 命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、 一生、苦しんで食を得なければならない。土地は、あなたのために、いばらとあざみを生え させ、あなたは、野の草を食べなければならない。 創世記 3:17-18 神は、「食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べた」と言われ、アダムが罪を 犯した事実をはっきりさせました。そして「あなたが、妻の声に聞き従い」と言われ、罪を 犯すようになった経緯を諭してくださいました。私たちの神はこのように、正確なお方で、 すべての人の子らの心と思い、言葉と行ないを明らかに知っておられ、すべてのことを公 義に従って正確にさばかれる方です。イエス様は、このような父なる神の属性をよく知っておられました。 「わたしはあなたがたに、こう言いましょう。人はその口にするあらゆるむだなことばに ついて、さばきの日には言い開きをしなければなりません。あなたが正しいとされるのは、 あなたのことばによるのであり、罪に定め
朝の学び20(創世記講解)創世記3章⑲
女にはこう仰せられた。『わたしは、あなたのみごもりの苦しみを大いに増す。あなたは、 苦しんで子を産まなければならない。しかも、あなたは夫を恋い慕うが、彼は、あなたを支 配することになる』。 創世記 3:16 創世記 3 章 16 節後半にはエバの犯した罪の代価として、アダムとエバの関係が変化するこ とを神様はエバに告げておられます。では、神様が女を創造された時、女を男のあばら骨を 取って造られた摂理を通して神様はどのようにご計画されたのでしょうか? そこで神である主が、深い眠りをその人に下されたので彼は眠った。それで、彼のあばら骨 の一つを取り、そのところの肉をふさがれた。こうして神である主は、人から取ったあばら 骨を、ひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。すると人は言った。 『これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男か ら取られたのだから。』 創世記 2:21-23 神による女の創造 神はアダムを地球の土と水が混ざった泥で形造られ、女はアダムのからだから、あばら骨 一つを取って造られまし
朝の学び19(創世記講解)創世記3章⑱
「女にはこう仰せられた。『わたしは、あなたのみごもりの苦しみを大いに増す。あなたは、 苦しんで子を産まなければならない。しかも、あなたは夫を恋い慕うが、彼は、あなたを支 配することになる』。 創世記 3:16 みごもりの苦しみ エバが罪を犯した代価として、みごもりの苦しみが大いに増しました。アダムとエバが肉の 人になり、彼らが生きるこの地上も呪われ、二人を取り巻く環境は大きく変化しました。今 や彼らは苦しまなければ何も得ることができない状況になりました。特に子を得、育てるた めには、まことに多くの苦しみを体験することになります。 まことの子供を得るための父なる神様の苦しみ 「みごもりの苦しみを大いに増す」と言われた霊的な理由は、まことの子供を得る為の人間 耕作が終わるまで、父なる神様が多くの苦しみをされることを表しています。 父なる神様は人間耕作が始まって以来今まで、肉の親が子を愛する心よりはるかに切なる 愛をもって魂を愛し、まことの子どもを得るために苦しんでおられます。ひとつの魂も滅び ることなくすべての人が救われることを望んでおられるのです。
朝の学び18(創世記講解)創世記3章⑰
「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。 彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」 創世記 3:15 「女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧する。」 ヨハネの黙示録 12:5 [15 節]の「女の子孫」が「蛇の頭」を踏み砕くという御ことばには、重要な霊的な意味が込 められています。それは、神が世界の始まる前から奥義として隠しておかれたイエス・キリ ストによる救いの道です。 イエス・キリストによる救いの預言 「女」とは霊的に「イスラエル」を、「女の子孫」は「イエス・キリスト」を意味します。 [黙示録 12:5 前半節]にある「この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧する」こ の子とは、まさに「イエス・キリスト」のことです。それと同様に「女の子孫」はイエス・ キリストをあらわします。イエス・キリストが蛇の頭を踏み砕くという御ことばは「イエス・ キリストが蛇を操ったサタンの権力を打ち砕かれる」ということであり、「おまえは、彼の かかとにかみつく。」とは、
bottom of page