朝の学び29(創世記講解) 創世記4章
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彼女は、それからまた、弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。 創世記 4:2
アダムの息子たち
アダムとエバは長男のカインに続き、もうひとりの息子アベルを生みました。 [創世記 5:3-4]に「アダムは、百三十年生きて、彼に似た、彼のかたちどおりの子を生んだ。彼はその子 をセツと名づけた。アダムはセツを生んで後、八百年生き、息子、娘たちを生んだ。」とあります。
アダムは百三十歳でセツという息子を生んで、それから八百年を過ごして、子どもをもっと生みました。 ここでアダムの歳は、彼がこの地上に定着した年を基点として数えた年数です。アダムはこの地上に定 着した後、何人かの娘を生んで、初めての息子カインを生みました。次に息子のアベルを生みました。百 三十歳では、またほかの息子「セツ」を生みました。
聖書には、アダムとエバがこの地上で生んだ子どものうち、カインとアベル、そしてセツ、この三人の名 前だけが出てきます。ところが、聖書に名前が記されていない子どもたちがもっと多くいました。 アベルとセツの間にも何人かを生んで、セツの次にも数多くの子を生みました。聖書には、人間耕作の歴 史で重要な意味を持つ人物を中心に、その名前が記されました。おもに代を継いだ子孫の名前が記され たのです。
アダムとエバは、数多くの子どもたちの中で、カインとアベルを特に愛しました。このふたりの息子は、 アダムとエバが最もつらくて苦しい時に生まれて、大きい慰めと喜びになってくれたからです。特にア ダムはアベルをもっと愛して、エバはカインをもっと愛しました。それで、アダムとエバは家業をこのふ たりの息子が受け継ぐようにします。
一方、他の子どもたちは、大きくなれば彼らの分け前を取ってあげて、親を離れて住むようにしました。 彼らは互いにある程度距離をおいて、各自の根拠地を決めて、家庭を作って子孫を生んで増えました。当 時は、今日とは違って、病気や災害のような害になる要素が少なかったので、人口が非常に速いスピード で増えることができました。
アダムとエバが受け継いだ家業
カインとアベルがそれぞれ受け継いだ家業は、土を耕すことと羊を飼うことでした。父のアダムは息子 たちにそれぞれ生業に必要な知識と技術を教えました。アダムはこの地上の暮らしに適応するために、 父なる神様が教えてくださった自分の豊かな知識を活用していきました。
アダムは家畜をはじめ、すべての動物の属性や特徴をよく知っていました。また、地に蒔いた種が芽生え て、育って、実を結ぶようになる過程もよく知っていました。アダムはそのような知識を活用して、土を 耕すことも、家畜も飼うこともできました。
そして、その後は、息子たちに自分が積んだ経験と知識を教えたのです。兄のカインには土を耕す方法、 弟のアベルには羊を飼う方法を教えました。土を耕すことは、糧を得るために必須的なことですが、まだ 肉食をしなかった時代に羊を飼うことはなぜ必要だったでしょうか?
羊の毛が生活にいろいろな面で役に立つということも一つの理由でしたが、羊を飼う重要な他の目的が ありました。それは、神にいけにえをささげる時に使うためでした。
神様が教えられた神と交わる法
いけにえをささげる方法は聖書のレビ記に記されています。これは、モーセがシナイ山で神からいただ いたみことばです。アダムがこの地上に定着した時から、約二千五百年後のことです。ところが、アダム はすでにいけにえをささげる法を知っていました。父なる神が教えてくださったからです。
アダムとエバがエデンの園からこの地上に追い出された後も、神は彼らと交わることを願われました。 時に応じて彼らに必要なことを教えてくださり、彼らがささげる心の香を受けることを願われたのです。 しかし、罪を犯した身分では、聖なる神とは交わることができません。それで、神は、罪が赦されて、神 と交われる方法を教えてくださったのです。それがまさにいけにえをささげる法です。この法にはいく つかの種類がありますが、罪のためのいけにえは、罪が赦される法です。
霊の世界の法によると、「罪から来る報酬は死」です。罪を犯した人は死に向かうようになります。とこ ろが、この罪のためのいけにえをささげれば、罪人が死の法から自由になります。その方法は、罪人の罪 をいけにえに転嫁した後、そのいけにえを代わりに殺す方法です。この時ささげるいけにえが、まさに 「羊」でした。ですから、アダムも羊を飼って、自分の息子にもその方法を教えたのです。
また、アダムは子どもたちに創造主なる神についてや神と交わる方法、すなわち、いけにえをささげる方 法を詳しく教えました。神を見つけて体験できる、まことに大切な道だったからです。しかし、時間が流 れながら、このいけにえをささげる方法が徐々に変わり始めました。
神様に喜ばれる礼拝
アダムとエバがこの地上に降りてきて今のイスラエル地域に定着し、何人かの娘を生んだ後、長男のカ インを生み、そして、もうひとりの息子アベルを生みました。 アダムは自分の豊かな知識と知恵を使って、土を耕して羊を飼うことを始め、息子たちにも教えました。
当時、羊が必要だった重要な理由の一つは、神にいけにえをささげるためでした。いけにえをささげるこ とを通して、神と交われたからです。旧約のいけにえをささげることは、今日の礼拝です。父なる神様は 礼拝を通して私たちに語られ、私たちの心の香を受けられます。
旧約時代には、羊や牛のような動物をほふって、いけにえをささげなければなりませんでした。しかし、 イエス様が罪のためのいけにえとしてご自分をささげ、すべての人類の罪を贖ってくださってからは、 イエス・キリストを信じて、礼拝をささげるようになりました。
神は霊ですから、神を礼拝する者は、霊とまことによって礼拝しなければなりません。 ヨハネ福音書 4:24
こんにち私達が心と思い、最善を尽くして礼拝を捧げる時、聖霊に満たされ父なる神と深く交わること ができ、父が喜ばれる心の香を捧げることができます。
