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朝の学び87 創世記9章

9月5日
読了時間: 7分

創世記9:24-29

ノアが酔いからさめ、末の息子が自分にしたことを知って、言った。「のろわれよ。カナン。兄弟たちのしもべらのしもべとなれ。」また言った。「ほめたたえよ。セムの神、主を。カナンは彼らのしもべとなれ。神がヤペテを広げ、セムの天幕に住まわせるように。カナンは彼らのしもべとなれ。」ノアは大洪水の後、三百五十年生きた。ノアの一生は九百五十年であった。こうして彼は死んだ。




ハムの子孫、ニムロデ

このように呪われ、ますます神様から遠ざかるようになったハムと、このようなハムの気質を受けて生まれた子孫たちは、以後三、四代に至り、多くの子孫たちに広がっていきながら、神様に対抗する途方もない事件を起こしてしまいます。創世記11章に出てくるバベルの塔の事件です。次の時間からもう少し具体的に説明しますが、ハムの子孫の中にニムロデという人がいますが、彼を通して建てられた国が創世記10:10に見ると、「彼の王国の初めは、バベル、エレク、アカデであって、みな、シヌアルの地にあった。」とあります。シヌアルという地名とバベルという言葉が出ています。ところが創世記11章を見ると、バベルの塔が積まれているところがシヌアルの平地でした。創世記11:2「 そのころ、人々は東のほうから移動して来て、シヌアルの地に平地を見つけ、そこに定住した。」

 

したがって、私たちはバベルの塔の事件がハムの子孫と深く関連していることがわかります。もちろんバベルの塔事件には必ずしもハムの子孫だけ関与したわけではありませんでしたが、神に対抗するこの事を主動していったのは、ハムの子孫だったという事実です。ハムの子孫たちは呪われた先祖の子孫として、自分たちが呪われたという劣等感によって、むしろ自分たちの部族をひとつに集めて自分たちの優越性を表そうとしました。自分たちがもっと優秀な民族として、自分たちを中心に他の民族を一つに集めてみようとしたのです。自分たちの劣等感を挽回するために何とか力を合わせて他の民族の上に立とうとする悪い考えが発動するようになったのであり、さらには神に対抗するバベルの塔まで建てることになったのです。

そして11章で説明しますが、ここに他の兄弟の子孫から出た民族まで一緒に参加することで、人類の言語が分かれ、ばらばらに広がる人類歴史の一大転機を迎えます。ハムの子孫がこのようにできたのは、ハムの子孫の中で先に申し上げたニムロデという存在があったからです。それに対して、創世記10:8で、「クシュはニムロデを生んだ。ニムロデは地上で最初の権力者となった。」と言うほど、当時ニムロデという存在は非常に優れおり、このようなニムロデの存在によってハムの子孫はそれなりの自負心を持つようになり、自分たちが優越していると考えるに至ったのです。

また、創世記10:10-12を見ると、「彼の王国の初めは、バベル、エレク、アカデであって、みな、シヌアルの地にあった。その地から彼は、アシュルに進出し、ニネベ、レホボテ・イル、ケラフ、およびニネベとケラフとの間のレセンを建てた。それは大きな町であった。」に見ると、ニムロデによって様々な国が建てられ、周辺の土地にも広く進出していき、レセンという大きな城までも建築したという事実がわかります。まさにこのような様々な条件が当てはまり、ノアの三人の息子から民族が広がり始めてから、三、四代に至った頃にハムの子孫が主動しバベルの塔を建築する事件が発生したのです。「塔を建てることがなぜそんなに問題になったのか」と考えることができますが、問題は塔を立てること自体ではなく、塔を立てる人々の心と目的です。

創世記11:4に見ると、「そのうちに彼らは言うようになった。「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから。」と言ったのです。これについては11章に行って詳しく説明し、今はしばらく皆さんが気になる人種について説明させていただきます。


ノアの3人の息子による人種の変化 

 今日、この地球上には大きく白色人種、黄色人種、黒色人種がありますが、これも結局ノアの三人の息子たちから出たものです。では、3人の息子たちからそれぞれどんな人種が出てきたのでしょうか。一部の人々は、ノアが呪いをかけてから彼の3人の息子たちから人種が分かれたと言います。例えば、呪われたハムの子孫が黒色人種になったということです。しかし、結果的には、その言葉が正しいとしても、呪われた瞬間からすぐに人種が分かれたわけではありません。前回お話ししたそれぞれの3人の息子たちに伝わった気質と、将来彼らが定着して生きていく土壌の気質が2つの要素によって、次第に人種の変化が明確に現われるようになります。

しかしここで気質というのは必ずしも性格的な面での気質だけを言うのではなく、外見や形態的な気質も含むのです。そのため、例えばハムの子孫が持って生まれた気質的な要素と、彼らが定着して生きていくアフリカという土地の土質の二つの要素が結合され、次第に歳月が経つにつれて黒い肌を持つ人種が出てくるのです。他の兄弟の子孫も同様です。ヤぺテの子孫が受けて生まれた気質的な要素と、彼らが定着したヨーロッパという土地の土質的な要素が結合して、今ヨーロッパに住む人々の人種が出てきます。もちろん、時間が経つにつれて、周辺の様々な環境や食べ物などによって、同じ白人種の中でもさらに細分化され、多様な外見と形を持つ種族に広がっていくようになったのです。人種やバベルの塔に関する内容は、今後、創世記10、11章でもう一度具体的に取り上げられます。

 


結論

皆さん、洪水の後、ノアはさらに三百五十年を生き、九百五十歳で亡くなりました。洪水の前に、義人であり、当世に完全な者として神様の選択を受け、洪水の審判にも生き残り、新しい人類の先祖になったノアは、実に波瀾万丈な人生を送りましたが、彼が人生を終える瞬間、ノアの心に訪れたのは他でもない後悔でした。

洪水前の600年という歳月を生きている間、ある意味神様と明確に交わり同行し、神様の前に大胆にすることができましたが、洪水後350年という歳月を生きている間は、神様の前にそれほど大胆な人生を送ることができなかったためです。根本的な肉の属性が明らかになり始め、いろいろな悪の姿が現れるようになり、神様の前にそれを完全に解決できなかったノアは、もう人生を終えて自らを振り返るときに神様の前に堂々とすることができなかったのです。だからいくら洪水の前に義人であり、当世において完全な者であり、新しい人間耕作の出発点という重要な役割を果たしたにもかかわらず、彼は新しいエルサレムに入ることができませんでした。

彼は3天層の栄光で満足しなければなりませんでした。彼がひどい悪の形を発したり、肉の姿の中でそのような姿が出てきたのではありませんが、人生を終える瞬間、神様の前に悪はすべての形でもすべて捨てたと言える状態ではなかったためです。それでも旧約時代にいた者として、それだけでも成し遂げたという点で、3天層という栄光が与えられるようになったのです。しかし、3天層もノアにとっては十分すぎるほど大きな栄光の席だったのです。アダムに比べれば、どれほどすばらしい栄光の場でしょうか。

皆さん、「ノアのような方なら当然新しいエルサレムに行くことができたのではないか」と思うかもしれませんが、彼がこの地でいくら重要な使命を耐え、また一生を捧げて献身して苦労したとしても、彼は神様の方から望むほどの分量には 至らなかったという事実です。新しいエルサレムに入るためには、悪は形でも捨てて、完全な聖潔と全家に忠実でなければなりません。あふれるほど苦労して忠実だったとしても、完全な聖潔を成し遂げられなければ、新しいエルサレムはもちろん、3天層に入ることも大変です。

ですから、本当に新しいエルサレムを望む方なら、発見された根本的な肉の属性までも完全に抜いてください。また、与えられた環境の中で、全家に忠実に行ってください。それで、多くの方々が、父なる神様が望む新しいエルサレムの子どもの資格に至ることで、輝いた栄光の中で、永遠にとどまるようになることを主の御名でお祈りします。

イエス・キリスト日本連合聖潔会
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