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朝の学び

朝の学び5  創世記3章 ④

さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」(創世記3:1)                 

今日は、創世記3章1節のみ言葉から、蛇がどのようにしてエバを惑わしたかを学んでいきます。

サタンの策略

サタンの目標は万物を支配する権威を持ったアダムでした。直接的にアダムに近づくことができなかったサタンは、蛇を利用してまずエバを惑わし、エバを通してアダムが罪を犯すようにさせました。

創世記3章1節で蛇は、「どんな」、「ほんとうに」という言葉を使って、神が「食べてはならない」と言われた事実をエバが疑い、エバの心に混乱が生じ、確信がゆらぐようにしました。

神が「食べてはならない」と言われた言葉を直接言われたのは、アダムに対してでした。本文の「言われたのですか。」とは、神がエバに直接言われたように思わせる質問です。蛇はエバにまるで「神があなたにこう言われたのですか」というふうに問いかけ、エバがアダムの権勢の下にあることを一瞬忘れさせ、同等の地位にいるように感じさせました。これによってエバは神のことばを変えて答えるようになり、結局惑わされてしまいました。


エバはサタンが蛇を通して巧みに投げかけた狡猾な言葉によって、神の言葉に対する確信が揺らぎ、神の言葉を変えてしまいました。私たちもフッとしたことで神様の戒めを後にしていないでしょうか。悪魔サタンの誘惑に陥らないように、自分の心を絶えず見張りましょう。

朝の学び4 創世記3章 ③

さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」                 (創世記3:1 )                                                         

今日は、アダムとエバを惑わした蛇について学びます。


エデンの園での蛇は現在私たちが目にしている様ではありませんでした。美しく賢かったので、エバにとりわけ愛されていました。
蛇は闇に接すると狡猾になるという属性を持っていました。

神はなぜ狡猾な蛇がエデンの園にいるようにされたのでしょうか?

神はアダムとエバが結局その実を食べることを知っておられましたが、エデンの園に善悪の知識の木を生えさせました。人間耕作を通してまことの子どもを得るための神の深い摂理がありました。
神が蛇を創造された時に、狡猾に変わってしまうこともある属性を持たせたのも、このような理由からです。

サタンの働きを受ける。
その内面に狡猾な性質をもっていた蛇を利用しようとしたサタンは、蛇に闇の電波を送り続け、蛇はサタンの声を聴いて受け入れサタンの道具となりました。
私たちが生きている、この終りの時は、更にサタンの惑わす力が増大しています。サタンはその人の内にある最も非真理なものに働きかけることができます。


私たちに苦しみをもたらすサタンは神様にとって人間耕作 の道具でもあります。
サタンの策略をうち破る為には、自分の心に見張りを置き、自分の思いか、神の御心かを見分ける為に絶えず祈らなければなりません。

朝の学び3 創世記3章 ②

さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」(創世記3:1)                                       

神はアダムを地球の土で造られました。
そこには、人間耕作を計画された神様の御心があります。
今日は、人の心を耕される神様の働きをイスラエルの先祖ヤコブを通して学びます。

土の成分
土は何を混ぜるかによって成分がかわる性質をもっています。
霊的には闇に接すると狡猾さが現れ、光に接する時、知恵となります。

イスラエルの始祖ヤコブの場合
ヤコブは、生まれながらにして狡猾さやずる賢さをもっていました。
ヤコブは双子の兄、エサウの長子の権利をレンズ豆の煮物一杯で買い、父のイサクをだまして、長子のエサウの代わりに祝福の祈りを受けました。
しかし、神に対する真っ直ぐな心をもっていたので、神はヤコブが訓練を通して、その狡猾な属性を引き抜くようにされました。

ヤコブはヤボクの渡しで命の危険に遭遇した時、自分を完全に神に明け渡し、自分の知恵を捨て、イザヤ41章14節にあるように、虫けらのヤコブの姿に変えられました。それ故に、神はヤコブを通してイスラエルの12部族を形成されました。


神の前に徹底的に自分を低くし、きよい心の器を備える時、
上からのまことの知恵が与えられます。
父よ。感謝致します。
この世の知恵ではなく、真に神に頼ることを教えられたことを。

朝の学び 2創世記3章 ①

さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」(創世記3:1)                                                               

創世記3章にはアダムとエバが罪を犯すまでの過程と罪を犯した結果が書いてあります。そして、この時から人類に肉に属する魂の活動がはじまりました。今日は3章の概略を学んでいきます。

  1 ~   6節  アダムとエバが善悪の知識の木から取って食べる過程
  7 ~ 13節  神の確認
14 ~ 21節  神のさばきと愛
22 ~ 24節  アダムとエバがエデンの園より地球に追い出される

アダムとエバ
罪を犯す前のアダムとエバは心に罪の性質が全く無く真理(霊の知識)で満たされていました。彼らは神様と親しく交わることができました。

アダムとエバは光で取り囲まれるエデンの園で生きていたのに、どのようにしてサタンに惑わされたのでしょうか?

創世記3章を通して、何故、全知全能である神様がアダムとエバが罪を犯すことをご存じでありながら、あえてそれを許されたのか。人間耕作を通してまことの子どもを得ることを願われた神様の愛のこころを学んでいきます。


私たちは神様との信頼関係が結ばれ、神様のみ言葉をしっかりと守り行っているでしょうか。この世のものに目を奪われて一瞬にしてサタンの罠に陥っていないでしょうか。いつも目を覚まして自分の心を守り、人間耕作をしてくださる神様に感謝を持って幸せな日々を送ることができますように主よ、お助け下さい。

朝の学び1 創世記2章

神である主は、土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで、人は、生きものとなった。」   (創世記2:7)                                                                 

神である主は人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた。                                             (創世記2:15)

 

神である主は人に命じ仰せられた。「善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるその時、あなたは必ず死ぬ。」                                                           (創世記2:16-17)

創世記3章から神様が人間を創造された目的である人間耕作が始まります。今日は創世記2章について、神が人間耕作を始められた背景を学びます。

善悪の知識の木
全知全能である神様は、アダムが善悪の知識の実を食べることを知っておられましたが、善悪の知識の木をエデンの園に置かれました。

自由意志
神はアダムに万物を支配する権威と自由意志を与えられました。

相対性
アダムはエデンの園で相対性を体験したことがなかったので、まことの幸せを感じることができませんでした。

人間耕作
不従順の罪を犯し、エデンの園を追放されたアダムとエバは、地上で多くの苦しみ、悲しみを体験し、まことの幸せとはなにかを悟り、父なる神に心から感謝する者となりました。



罪を犯したアダムとエバはこの地上で空腹や寒さや痛みを覚え、どれほどエデンの園にいたことを懐かしみ、また神の愛を忍んで悔い改めの涙を流したことでしょう。
全知全能なる神様は、すべてをご存じである中で、私たちに 自由意志を与えられました。私たちは神の御心を慕い求めて心を耕していく者になることができますように。

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